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昭和57年9月22日、神国神社の偉大なる神々様が、世の人々に『神様在ること』を教え示すために、万病を癒す御神水『瑞穂水』を世に出されました。
それとともに、仏教伝来以前より我が国におられました『日本古来の観音様』が、はじめてこの世に御出現なされまして、現在の仏教では救うことのできない「仏(=死者の魂)」を救うべく、そのお役目にお付になられました。
神国神社に開催される『桜花祭』は、この古来の観音様が世に出られた喜びを祝い、それぞれの身内の仏を守護して下さることへの感謝の心を捧げる祭典であります。
一般的に観音様と言えば「ホトケ様」として偶像崇拝の対象とされていますが、本来は世を去った人々の魂が赴く「仏の世界」すなわち人間として生きた間に犯してしまった罪の償いを行う世界において、その「仏」を守護されるお役目をもたれた「神様」なのであります。
また観音様は、我が国では必ずお寺や墓地などの仏教に関わりのある所に祀られていますが、実はこれらの観音様は仏教とともにインドやビルマ、中国などから来られた、いわば外国の観音様ばかりなのです。
それゆえに仏教では、梵語(ぼんご)をもとにした「お経」が欠くことができませんが、「日本古来の観音様」にはその必要もなく、日本語にてお聞き下され、日本人として生きそして亡くなられた人の魂を守護されるとともに、お救いなされているのであります。
神国神社の「桜花祭」では、祭典にご出席された方々それぞれに縁がある今は亡き「仏」様の供養と成仏(仏の世界において罪が軽減されていく)を願い、日本古来の観音様をはじめ仏の世界を守護されている神々様にその義理と義務を果たすために、毎年4月の第一日曜日に祭典神事がとり行われます。
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冬の下社(2月) |
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